Studio Protodesign

 
 

スタジオプロトデザイン一級建築士事務所


私たちは生活に寄りそう空間づくりを目指している設計事務所です。

生活に寄りそう空間とは何でしょうか。それは住宅でいえばリビング・ダイニング・ベッドルームなどといった形式の組み合わせによってつくられた空間ではなく、生活そのものを考えることで可能になる形式にとらわれない自由な空間です。

そのようにつくられた空間は住まい手の生活に寄りそうものとなります。 。

1.つながり

住宅は生活を守るシェルターの役割を担っているのですが、同時に外界の光や風といった自然とのつながり、またそこに住む人たちどうしのつながりを調整するコントローラーの役割も果たしています。

具体的には「吹き抜け」は住まい手にとって開放性を感じさせるものですが、それは空(そら)や太陽の光との「つながり」を実現しているからです。「窓」も光や風、風景などを室内に取り込み外界とのつながりを取り持つものであり、「壁・ドア」は空間を仕切りそこにいる人と人のつながりをコントロールするものです。スタジオプロトデザインではこのような「つながり」を主題として設計しています。

3つのキーワードによる設計コンセプト

2.機能

建築には様々な機能があります。なかでも「耐震性」「断熱性」は重要な課題として一般的にも認知されています。「耐震性」については想定を超えた災害が起きることも視野に入れて建物を計画する必要があるといえます。「断熱性」についても省エネやエコロジーの観点からその重要性がクローズアップされています。スタジオプロトデザインではこれら「耐震性」「断熱性」等の課題をクリアしながら建物の計画を進めていきます。

3.枠組壁工法

木造住宅では広く普及している在来工法があります。在来工法は伝統工法をもとに普及してきた工法ですが特定の仕様を指しているものではありません。古い在来工法は構造的に問題が多いものでしたが、法改正によって安全性も高まってきました。

一方で枠組壁工法があります。北米で開発された工法で、日本では昭和49年にオープン化されました。オープン化当初から工法としては完成していましたが、法改正によってさらに強化され現在に至っています。

スタジオプロトデザインでは枠組壁工法をメインの工法として採用しています。枠組壁工法はオープン化当初から耐震性に優れた工法でした。現在では枠組壁工法と在来工法の耐震性の差はそれほどなくなっているのですが、枠組壁工法のもつ合理的なシステムは現在においても有効なものです。

上記の3つのキーワードを踏まえつつ生活に寄りそう空間をデザインする、これがスタジオプロトデザインの家づくりに対する基本姿勢です。